ホースマンはもともと『救助訓練用人形』として開発されたダミー人形ですが、最近では各種実験、介護や医療の現場での実習や教育にも導入が進んできています。
リアルな人体構造、可動域、高耐久性を併せ持つホースマンが救助訓練用途以外の分野でどのように役立つかをご紹介します。

 

各種講習、実験、シミュレーションで

成人男性と同程度の重量、身長を持つホースマン成人モデルは、訓練用人形としてだけでなく、各種安全講習やシミュレーション、マッサージ機の耐久性試験用など、様々な用途にご活用いただいております。また、成人モデルの重量は50㎏、67㎏、100㎏のラインナップがあり、それぞれユーザー様自身で重量の微調整が可能ですので、用途に応じた適度な重量にてご使用いただけます。

 

 

介護・医療の現場で

介護現場でのホースマンの利用

  • リアルな人体構造での実習: ホースマンは、リアルな身長や体重を再現しているため、患者の持ち上げや体位変換など、介護技術の実習に最適です。介護者の身体への負担を軽減しつつ、適切な技術を学ぶことができます。
  • 安全で現実的な練習: 実際の患者を使わず、安全な環境での練習が可能。ホースマンは耐久性が高く、何度も繰り返し使えるため、トレーニングがしやすくなります。
  • エルゴノミクスのトレーニング: 介護現場では身体に負担をかけない姿勢や動きが重要です。ホースマンを用いることで、介護者が自身の身体を守りつつ、正しい技術を学ぶことができます。

救急医療現場でのホースマンの利用

  • 緊急時対応のトレーニング: 医療従事者にとって緊急時の対応は重要です。ホースマンのリアルな関節可動域と重量感を利用して、患者搬送や処置のシミュレーションを行うことができます。
  • 治療技術の練習: ホースマンは様々な体位で使用可能であり、観察や体位管理、基本的な応急処置の練習にも最適です。現場での対応力を養うことができます。
  • 学生教育での実習: 医療の学生に対して、安全な環境で実習を行う際、ホースマンが大活躍します。人体に近い構造のため、手技をリアルに学ぶことができます。

 

活用事例の紹介

実際にホースマンをご使用いただいた介護施設での感想

介護研修

感想1「抱え上げない介護の研修で使用。指の関節や肘関節などもあり、人間の動きを再現できるのはとても良かったです。寝た状態で膝を立てても関節が伸びてまっすぐになってしまうので、少し関節の抵抗があれば曲げた状態で止めることができて実習などに使いやすいかもしれません。」

感想2「股関節も開くので、新人研修の際のオムツ交換介助や移乗介助、ポジショニングなどの説明で使用してみたい。」

避難訓練

感想1「ベッドに臥床した状態からの担架搬送訓練で使用しました。重量がしっかりあり、人間の重さを忠実に再現されていた。身長のサイズバリエーションがあると、実際の利用者のサイズ感で体験できると思いました。」

感想2「地域での座前講座などで介助方法の伝達など、実際に触ってもらいながら体験してもらうことができるのでは。」

 

リアルで丈夫なホースマンは環境にも配慮しています

  • 耐久性とコストパフォーマンス: 繰り返し利用でき、破損した場合はその部分のみの交換修理が可能。修理性、耐久性の高いホースマンは買い替えの必要がなく、長くご愛用いただけます。
  • 持続可能な取り組み: 使用済みの消防ホースをリサイクルしているため、環境に配慮した選択であることも魅力です。

 

購入・導入のご案内

ホースマンを御社の業務に導入しませんか?レンタルサービスでもお試しいただけます。

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